明けましておめでとうございます(^^)
台東区の上野に、寛永寺と言うお寺があり、
不忍池の真ん中に、弁天堂と言うお堂があります。
↓弁天堂です。

寛永寺は徳川家ととても所縁が深く、徳川家にとって
上野方向は鬼門だったため、その鬼門封じとして
天海大僧正という昔のスーパーすごい方(風水師でもある)が
鬼門封じの呪詛としてこの寛永寺を建立したのです。
ご存知の方も多いと思いますが、江戸って昔は
本当に荒れた土地で、酷かったのです。
しかし、徳川家が幕府を開くにあたり、江戸を選びました。
「幕府を開くなら~、江戸を最大の都にするぞ!」
ってことで、徳川家康が側近だった天海と言う大僧正に
「江戸が栄える様に、色々よろしく!」
と頼んだことから、天海が今で言う風水を駆使し
江戸が栄えるように、都市計画構想を作ったのです。
天海は、天台宗の僧侶でしたが、陰陽道や神道にも
精通しており江戸の時代にも拘わらず、108歳まで生きた
本当にすごい方なのです。
そんな江戸都市計画構想で、重要視されていた土地の1つが
「上野」だったのです。
江戸城から見た北東方向(鬼門)が上野だったのです。
天海は、江戸の都市構想をすると同時に、様々な
呪詛(と言うと怪しく聞こえますが)を掛けて行きます。
その呪詛の1つが鬼門を封じる事でした。
ちなみに裏鬼門(南西)封じが、芝の増上寺です。
江戸城から見て北東(鬼門)にある上野。
その鬼門封じとして、寛永寺は建立されたのです。
ちなみに寛永寺は、比叡山がお手本となっており
比叡山と同じように、各方位には諸々と建立されております。
その寛永寺の近く、不忍池にある弁天堂は、
琵琶湖の竹生島になぞらえて建立されたものです。
弁天堂に祀られているのは、ご存知の通り弁天様。
弁天様と言えば、白蛇ちゃん♡
と言う事で、巳の日(蛇ちゃまの日)は、なるべく
お参りするようにしているのです。
今年になって、初巳だった1月5日。
お参りをして、商売繁盛と健康をお祈りしつつ
感謝をお伝えしてきました。
今年も良いことありますように♪